愛莉は
海の事故で恋人である真司が亡くなって
2年が過ぎたが
まだ、真司を忘れられずにいた。
愛莉は真司を忘れるために
真司と一緒に見に行くはずであった
鹿児島の吹上浜でのアカウミガメ産卵を
見に 単身 東京から鹿児島へ行った。
鹿児島で偶然出会ったのが
真司にそっくりな総司だった。
総司は、
アカウミガメの保護活動をしている
高校生だった。
アカウミガメの産卵を総司と
見に行った愛莉は
自分がアカウミガメの
産卵を鹿児島に見に来た理由を
総司に話した。
そこで、愛莉も総司もはじめて
真司と総司が兄弟であり
愛莉と真司が恋人だったことを知った。
総司は、2年前
兄である真司がアカウミガメの
産卵を一緒に見ているとき
プロポーズをする予定の
彼女が愛莉という名であることを
思い出し
そのことを
愛莉に話した。
愛莉は
真司が
自分と結婚するつもり
だったことを知り
泣き崩れた。
総司と真司は
子供のころ両親が離婚し、
苗字が違うことの理由や
真司が話してくれた
アカウミガメや自然保護の
活動のことを愛莉に話した。
愛莉は
そんな総司の話に
真司の面影を感じたのだった。