茨城県大洗町の水族館で、この正月に生まれたばかりのミズダコの赤ちゃんがお披露目され、来場者の人気を集めています。
大洗町にある「アクアワールド茨城県大洗水族館」でお披露目されたのは、大きさおよそ１センチのミズダコの赤ちゃん４５匹です。去年４月に茨城沖で捕獲されたメスのミズタコが産んだ卵が、１月２日以降、次々とかえったもので、半透明で、小さいながらも吸盤を備えた８本の腕をもち、水槽の中を活発に泳ぎ回っています。
ミズダコは３年ほどで大人になり、大きいものでは全長３メートルにもなる世界最大級のタコです。
訪れた人は水槽をのぞき込んで、泳ぐ姿に見いったり、写真を撮ったりして、楽しんでいました。
都内から家族で訪れた１０歳の男の子は「はじめてタコの赤ちゃんを見ました。とてもかわいかった」と話していました。
飼育を担当する大洗水族館の江美敦子主任は「ミズダコのふ化は大洗水族館で２例目と珍しいので、是非、大勢の人に楽しんでもらいたい」と話していました。
01月09日 17時58分
