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20140112研修医2年連続減少 宮崎

2014-01-12 4 Dailymotion

この春、全国の大学の医学部を卒業したあと、宮崎県内の病院で臨床研修を受ける予定の医学生はあわせて48人で、2年連続で減少しました。
平成16年度に始まった臨床研修の制度では、医学部の学生が医師免許を取り大学を卒業したあと、2年間研修を受けることが義務づけられていて、研修先は学生が選ぶことが出来ます。
県によりますと、この春から県内の病院で臨床研修を受ける予定の医学生は去年11月末の時点で48人で、2年連続で減少しました。研修先の内訳は▼宮崎大学附属病院が35人。▼県立宮崎病院が10人。▼県立日南病院が2人。▼宮崎生協病院が1人で、県内で研修医を募集したほかの3つの病院は研修の希望者がいませんでした。研修を終えた医師はその後も同じ県内の病院に定着する傾向があることから、県や県内の病院では、研修医の確保が医師不足解消につながるとして、県外で行われる医学生向けの説明会に参加するなどの取り組みを進めています。
しかし取り組みを本格化した3年前は研修医が前の年の2倍近くに増えたものの、その後は2年連続減少という結果になっています。これについて県医療薬務課は「厳しい数字となったが、結果を分析したうえで医学生への働きかけを強化していきたい」としています。

01月12日 14時37分